練り切り

茶の湯文化が根付く金沢では、たくさんの和菓子が愛されています。繊細で見た目もかわいらしい「練り切り」は別名「上生菓子」ともいわれ、その中でも代表格の和菓子です。

患者さん向けアレンジレシピ
調理時間
30分以内
材料(2⼈分) 使⽤量
白あん(こしあん) 120 g
白玉粉 3 g
小さじ1(5 g)
色付け(ー例・使用量は目安)
ストロベリーパウダー 大さじ2/3(4 g)
抹茶 小さじ1(2 g)
紫いもパウダー 適量
ピュアココア 適量

栄養価(1⼈分)

エネルギー 157 kcal たんぱく質 3.5 g 脂質 0.4 g
炭水化物 36.9 g 食物繊維 3.3 g 食塩相当量 0.2 g

アレンジポイント(UDF1・容易にかめる)

なめらかな口溶けで、上品な甘さが口に広がります。小ぶりなのにエネルギーが摂れるのもポイント。好きな色に色付けして、季節の風物や好きな動物など思い思いの形にし、見た目でも楽しめる一品です。電子レンジで手軽につくれるようアレンジしました。

作り方

1
耐熱ボウルに白玉粉、水を入れてダマがなくなるまでゴムべらで混ぜ合わせます。
2
1に分量の1/3の白あんを加え、よく混ぜ均一にします。残りも加えて混ぜたら、ボウルの側面全体に広げるように貼り付けます。
3
ラップをせずに電子レンジ(600W)で2分加熱したら、取り出して全体を混ぜ合わせ、同様に貼り付け、さらに1分加熱します。
4
全体がもっちりとなったら、お好みの色になるように抹茶などを練り込みます。4等分にし、花や葉など好きな形に成形します。
※加熱時間は2人分の目安。2人分からがつくりやすい分量です。
※色付けは一例です。食紅などでも着色できます。
※花は高さ1.5cmほどの円柱にし、竹串で側面を5カ所ほどへこませ、花の形にします。食用金箔(きんぱく)をのせると華やかに仕上がります。
※葉はお好みの葉の形にして、竹串で葉脈を描きます。
練り切り(アレンジ1)
調理時間
30分以内
材料(2⼈分) 使⽤量
白あん(こしあん) 120 g
白玉粉 2 g
小さじ1(5 g)
ホイップクリーム(市販品) 10 g
色付け(ー例・使用量は目安)
ストロベリーパウダー 小さじ1(2 g)
抹茶 小さじ1(2 g)
紫いもパウダー 適量
ピュアココア 適量

栄養価(1⼈分)

エネルギー 176 kcal たんぱく質 3.7 g 脂質 2.7 g
炭水化物 36.8 g 食物繊維 3.5 g 食塩相当量 0.2 g

アレンジポイント(UDF2 ・歯ぐきでつぶせる)

白玉粉を減らして、よりなめらかな口当たりに仕上げます。中にホイップクリームを入れることで、エネルギーを確保できるだけでなく、飲み込みもサポートしてくれます。

作り方

1
耐熱ボウルに白玉粉、水を入れてダマがなくなるまでゴムべらで混ぜ合わせます。
2
1に分量の1/3の白あんを加え、よく混ぜ均一にします。残りも加えて混ぜたら、ボウルの側面全体に広げるように貼り付けます。
3
ラップをせずに電子レンジ(600W)で2分加熱したら、取り出して全体を混ぜ合わせ、同様に貼り付け、さらに1分加熱します。
4
全体がもっちりとなったら、お好みの色になるように抹茶などを練り込み、4等分に丸めます。
5
4を1つずつラップにのせ、5mmの厚さになるように手で広げたら、ホイップクリームを中央にのせて包みます。
6
中のホイップクリームが飛び出さないように気をつけながら、花や葉など好きな形に成形して出来上がりです。
※加熱時間は2人分の目安。2人分からがつくりやすい分量です。
※色付けは一例です。食紅などでも着色できます。
※花は高さ1.5cmほどの円柱にし、竹串で側面を5カ所ほどへこませ、花の形にします。食用金箔(きんぱく)をのせると華やかに仕上がります。
※葉はお好みの葉の形にして、竹串で葉脈を描きます。
練り切り(アレンジ2)
調理時間
30分以内
材料(2⼈分) 使⽤量
白あん(こしあん) 120 g
白玉粉 2 g
小さじ1(5 g)
ホイップクリーム(市販品) 25 g
色付け(ー例・使用量は目安)
ストロベリーパウダー 大さじ1と1/3(8 g)
抹茶 小さじ1/2(1 g)
紫いもパウダー 適量
ピュアココア 適量

栄養価(1⼈分)

エネルギー 211 kcal たんぱく質 3.7 g 脂質 5.6 g
炭水化物 39.5 g 食物繊維 3.1 g 食塩相当量 0.2 g

アレンジポイント(UDF3・舌でつぶせる)

ホイップクリーム入りの練り切りに、さらにホイップクリームを添えて一緒に食べることで、より飲み込みやすくなります。甘さが気になる場合は、ホイップクリームを甘さ控えめなものにしたり、抹茶を多めにしたりするとおいしく召し上がれます。

作り方

1
耐熱ボウルに白玉粉、水を入れてダマがなくなるまでゴムべらで混ぜ合わせます。
2
1に分量の1/3の白あんを加え、よく混ぜ均一にします。残りも加えて混ぜたら、ボウルの側面全体に広げるように貼り付けます。
3
ラップをせずに電子レンジ(600W)で2分加熱したら、取り出して全体を混ぜ合わせ、同様に貼り付け、さらに1分加熱します。
4
全体がもっちりとなったら、お好みの色になるように抹茶などを練り込み、4等分に丸めます。
5
4を1つずつラップにのせ、5mmの厚さになるように手で広げたら、ホイップクリームの半量を中央にのせて包みます。
6
中のホイップクリームが出ないように気をつけながら、花や葉など好きな形に成形します。器にのせ、残りのホイップクリームを添えます。
※加熱時間は2人分の目安。2人分からがつくりやすい分量です。
※色付けは一例です。食紅などでも着色できます。
※花は高さ1.5cmほどの円柱にし、竹串で側面を5カ所ほどへこませ、花の形にします。食用金箔(きんぱく)をのせると華やかに仕上がります。
※葉はお好みの葉の形にして、竹串で葉脈を描きます。

|監修|株式会社おいしい健康 管理栄養士

2024年6月作成