冷やしとろろそば

長野といえば信州そばというほど有名な郷土料理です。諸説ありますが、信州はそば切りの発祥の地ともいわれています。山いもや長いもの生産量も全国の中でも上位を誇ります。

患者さん向けアレンジレシピ
調理時間
15分以内
材料(1⼈分) 使⽤量
そば(乾麺) 60 g
冷凍とろろ 80 g
温泉卵 1個(50 g)
小ねぎ(小口切り・あれば) 少々(2 g)
つゆ
めんつゆ(3倍濃縮) 大さじ1(21 g)
冷水 60 mL

栄養価(1⼈分)

エネルギー 326 kcal たんぱく質 16.9 g 脂質 6.6 g
炭水化物 52.1 g 食物繊維 3.3 g 食塩相当量 2.5 g

アレンジポイント(UDF1・容易にかめる)

ゆで麺でなく、乾麺を使うことでそばの香りを楽しめ、折ってからゆでることで、切る手間が省けます。とろろと温泉卵が飲み込みを助けるだけでなく、エネルギーが控えめになりやすいそばでもエネルギーやたんぱく質が摂れます。

作り方

1
冷凍とろろは袋の表示通りに解凍します。
2
そばは3〜4cmの長さに折ってから、鍋に湯を沸かし、表示時間プラス2分ほどゆでて冷水(分量外)でしめます。
3
器にそばを盛って、混ぜ合わせたつゆをかけます。とろろ、温泉卵をのせ、あれば小ねぎを散らします。
冷やしとろろそば
調理時間
30分以内
材料(1⼈分) 使⽤量
そば(乾麺) 40 g
冷凍とろろ 80 g
温泉卵 1個(50 g)
冷凍ほうれん草(葉先部分) 10 g
とろみつゆ
めんつゆ(3倍濃縮) 大さじ1(21 g)
60 mL
本くず粉 小さじ1/2(1.5 g)

栄養価(1⼈分)

エネルギー 259 kcal たんぱく質 14.0 g 脂質 6.2 g
炭水化物 39.2 g 食物繊維 2.6 g 食塩相当量 2.4 g

アレンジポイント(UDF2・歯ぐきでつぶせる)

くず粉でつゆにとろみをつけることで麺と絡みやすくなり、飲み込みもサポート。つゆは電子レンジで1人分からでも簡単につくることができます。温泉卵でたんぱく質、とろろでエネルギーアップに。

作り方

1
つゆの材料を耐熱容器に入れてしっかりと混ぜます。ラップはせずに電子レンジ(600W)で1分半加熱します。
2
一度混ぜ、とろみがつくまで何度か30秒ずつ加熱します。粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やします。
3
冷凍とろろ、冷凍ほうれん草は袋の表示通りに解凍します。ほうれん草はみじん切りにします。
4
鍋に湯を沸かし、そばを入れて袋の表示時間プラス3分ゆでたら冷水でしめ、1〜2cmの長さになるように刻み、器に盛ります。
5
2のつゆをかけ、とろろ、温泉卵、ほうれん草の順で盛り付けます。全体を絡めながらいただきます。
※加熱時間は1人分の目安。
調理時間
30分以内
材料(1⼈分) 使⽤量
そば(乾麺) 30 g
冷凍とろろ 80 g
温泉卵 1個(50 g)
冷凍ほうれん草(葉先部分) 10 g
とろみつゆ
めんつゆ(3倍濃縮) 大さじ1(21 g)
100 mL
本くず粉 小さじ1/2(1.5 g)

栄養価(1⼈分)

エネルギー 237 kcal たんぱく質 13.1 g 脂質 6.0 g
炭水化物 34.8 g 食物繊維 2.3 g 食塩相当量 2.4 g

アレンジポイント(UDF3・舌でつぶせる)

乾麺からつくることで、しっかりとそばの香りを楽しめます。麺をやわらかくする手順が電子レンジ調理なので、家族分からとりわけてつくれるのもポイントです。エネルギーを確保しにくい麺類でも、温泉卵でたんぱく質、とろろでエネルギーを補います。

作り方

1
鍋に湯を沸かし、そばを入れます。袋の表示時間プラス5分ゆで冷水にとり、一度ぬめりを落としたら、細かく刻みます。
2
冷凍とろろ、冷凍ほうれん草は袋の表示通りに解凍します。ほうれん草は細かく刻んでおきます。
3
つゆの材料を耐熱容器に入れてしっかりと混ぜます。ラップはせずに電子レンジ(600W)で1分半加熱します。
4
1のそばを入れて一度混ぜ、とろみがつくまで1分半加熱し、粗熱をとります(とろみがつかない場合は30秒ずつ追加加熱します)。
5
4を器に盛り、とろろ、温泉卵、ほうれん草の順で盛り付けます。全体をしっかりと混ぜてからいただきます。
※加熱時間は1人分の目安。

|監修|株式会社おいしい健康 管理栄養士

2023年4月作成