宇和島風鯛めし

愛媛県は鯛の生産量がトップクラス。松山市や今治市などで食べられる、鯛を一匹まるごと炊き込んだものや、宇和島市周辺で食べられる、ごはんの上にたれを絡めた鯛の刺し身、薬味をたっぷりとのせた豪快な丼タイプの2種類の鯛めしがあります。

患者さん向けアレンジレシピ
宇和島風鯛めし
調理時間
15分以内
材料(1⼈分) 使⽤量
ごはん 150 g
真鯛刺し身(さく) 70 g
たれ
大さじ1(15 g)
めんつゆ(3倍濃縮) 小さじ1(7 g)
砂糖 小さじ1(3 g)
トッピング
青じそ 1枚(0.5 g)
卵黄 1個(18 g)
白すりごま 小さじ1/3強(1 g)

栄養価(1⼈分)

エネルギー 427 kcal たんぱく質 22.1 g 脂質 11.3 g
炭水化物 61.2 g 食物繊維 2.4 g 食塩相当量 0.8 g

アレンジポイント(UDF1・容易にかめる)

真鯛の刺し身は薄くそぎ切りにすることでかみ切りやすくなり、たれを絡めることでとろっとした食感に。

作り方

1
真鯛は、なるべく薄めにそぎ切りにします。青じそはみじん切りにします。
2
たれの材料を耐熱容器に入れてラップはせずに電子レンジ(600W)で1分加熱します。粗熱がとれたら1の真鯛を加えて絡めます。
3
器にごはんを盛って2の真鯛をのせ、白すりごま、青じそ、卵黄をトッピングして出来上がりです。
※加熱時間は1人分の目安です。
宇和島風鯛めし
調理時間
15分以内
材料(1⼈分) 使⽤量
ごはん(やわらかめ) 150 g
真鯛刺し身(さく) 70 g
たれ
大さじ1(15 g)
めんつゆ(3倍濃縮) 小さじ1(7 g)
砂糖 小さじ1(3 g)
片栗粉 小さじ1/3(1 g)
トッピング
青じそ 1枚(0.5 g)
卵黄 1個(18 g)

栄養価(1⼈分)

エネルギー 424 kcal たんぱく質 21.9 g 脂質 10.8 g
炭水化物 61.8 g 食物繊維 2.3 g 食塩相当量 0.8 g

アレンジポイント(UDF2・歯ぐきでつぶせる)

真鯛の刺し身はたたきにし、たれにとろみをつけることで飲み込みやすくなります。卵黄をトッピングすることでたんぱく質やエネルギーを補えます。

作り方

1
真鯛は少し形が残るくらいまでたたきます。
2
たれの材料を耐熱容器に入れ、片栗粉のだまがなくなるまでしっかりと混ぜ合わせたら、ラップはせずに電子レンジ(600W)で1分加熱します。
3
とろみがついたら粗熱をとり、1の真鯛を加えて絡めます。
4
器にごはんを盛って、3の真鯛をのせます。中央に青じそを敷き、その上に卵黄をのせたら出来上がりです。
※青じそは食べる際に除いてください。しっかりと混ぜ合わせてお召し上がりください。
※加熱時間は1人分の目安です。
調理時間
15分以内
材料(1⼈分) 使⽤量
全がゆ(市販品) 100 g
真鯛刺し身(さく) 50 g
たれ
大さじ1(15 g)
めんつゆ(3倍濃縮) 小さじ1(7 g)
砂糖 小さじ1(3 g)
片栗粉 小さじ1/3(1 g)
トッピング
青じそ 1枚(0.5 g)
卵黄 1個(18 g)

栄養価(1⼈分)

エネルギー 229 kcal たんぱく質 15.0 g 脂質 9.2 g
炭水化物 21.8 g 食物繊維 0.1 g 食塩相当量 0.8 g

アレンジポイント(UDF3・舌でつぶせる)

真鯛の刺し身をすり身状にして、とろみのあるたれと合わせることで、嚥下機能が落ちても海鮮丼を楽しめます。市販のおかゆを使うことで、より簡単につくれます。

作り方

1
真鯛は包丁でたたくか、フードプロセッサーですり身状にします。
2
たれの材料を耐熱容器に入れ、片栗粉のだまがなくなるまでしっかりと混ぜ合わせたら、ラップはせずに電子レンジ(600W)で1分加熱します。
3
とろみがついたら粗熱をとり、1の真鯛を加えて絡めます。
4
器に全がゆを盛って、3の真鯛をのせます。中央に青じそを敷き、その上に卵黄をのせたら出来上がりです。
※全がゆはお好みで、電子レンジなどで温めてください。
※青じそは食べる際に除いてください。しっかりと混ぜ合わせてお召し上がりください。
※加熱時間は1人分の目安です。

|監修|株式会社おいしい健康 管理栄養士

2023年11月作成