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エブリスディドライシロップ服用方法

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医療機器情報

エブリスディをお使いになる方へ

エブリスディによる治療を受けられる方および
治療をサポートされる方に向けたコンテンツです

エブリスディドライシロップ服用方法

医療機関で指示された服用量を1日1回食後、できるだけ同じ時刻に服用します。

エブリスディドライシロップの服用の手順をはじめとする服用方法と注意点について、約8分の動画でご覧いただけます。

エブリスディドライシロップ服用時に使用するもの

専用のディスペンサーを使用します。
「エブリスディドライシロップを服用される方、服用および経管投与のサポートをされる方へ」をよくお読みいただき、正しく服用してください。

  • お薬の瓶

  • 専用のディスペンサー

  • リーフレット
    「エブリスディドライシロップを服用される方、
    服用および経管投与のサポートをされる方へ」

    ダウンロードはこちらPDFで開きます
注意

お薬は、粉末に精製水を加えて液剤にして、瓶にアダプターを装着した状態に調製してからお渡ししています。
万が一、粉末の場合や瓶にアダプターが装着されていない場合は、絶対に服用せず、お薬を受け取った医療機関にご連絡ください。

ディスペンサーについて

大きさの異なる4つのディスペンサーがあります。
医療機関で受け取ったディスペンサーのサイズと目盛りをご確認ください。

大きさの異なる4つのディスペンサーは、8ml/1ml/3ml/6mlがあります。 8mlディスペンサーの1目盛りは、0.2mlです。 1ml/3ml/6mlディスペンサーは0.1mlごとの目盛りが付いています。 6mLディスペンサーには0.2mlごとの目盛りも付いています。
大きさの異なる4つのディスペンサーは、8ml/1ml/3ml/6mlがあります。 8mlディスペンサーの1目盛りは、0.2mlです。 1ml/3ml/6mlディスペンサーは0.1mlごとの目盛りが付いています。 6mLディスペンサーには0.2mlごとの目盛りも付いています。

エブリスディドライシロップ服用上、取扱い上の注意点

服用上の注意点
服用の方法
  • 医療機関で渡された専用のディスペンサーを使用して服用してください。
  • お薬が口の中に残るのを防ぐため、服用後に水を飲んでください。
  • 調合乳または母乳に混合しないでください。
服用時間
  • お薬は1日1回食後、できるだけ同じ時刻に服用してください。
    予定時刻に服用できなかった場合は、服用予定時刻から6時間以内であれば、可能な限り速やかに服用してください。
    翌日はいつもの予定時刻に服用してください。
    服用予定時刻から6時間を超えた場合は、翌日の服用予定時刻に1回分の用量を服用してください。
  • お薬を服用後に吐き出した場合は、追加で服用せず、翌日の服用予定時刻に1回分の用量を服用してください。
服用する量
  • 服用する量は医師・薬剤師の指示に従い、ご自身の判断で変更しないでください。
  • 間違えた量を服用した場合はただちに医師・薬剤師に相談してください。
取扱い上の注意点
保存方法
  • 冷蔵庫(2~8℃)に瓶を立てて保存し、必ず小児の手の届かないところで管理してください。
  • 使用後は速やかに冷蔵庫に戻してください。やむを得ず冷蔵庫以外の場所で保存する場合は、40℃以下で保存し、その期間の合計5日(120時間)以内に使用してください。40℃を超える場所で保存した場合、または冷蔵庫以外の場所(40℃以下)での保存期間が合計5日(120時間)を超えた場合は使用しないでください。
  • 凍結を避けるため、冷凍庫の中や冷蔵庫の冷気の吹き出し口近くに置かないでください。
    凍結したお薬は服用しないでください。
  • 遮光保存のため、お薬を別の容器に移し替えないでください。
お薬が体や服に付いた場合
  • 皮膚や粘膜に触れた場合は石けんと水で十分に洗い流し、眼に入った場合は水でよく洗浄してください。
  • お薬がこぼれた場合は水で湿らせたペーパータオルなどで拭き取ってください。
お薬が残った場合
  • 服用期限を過ぎたお薬は服用しないでください。服用期限は瓶のラベルに記載しています。
  • 各自治体のルールに従って廃棄してください。

エブリスディドライシロップ服用の手順

  1. 1

    チャイルドレジスタンスキャップ(以下、キャップ)をした状態で瓶を5秒間よく振る。

  2. 2

    キャップを下に押しながら左(反時計回り)に回し、キャップ内部の凹凸がかみ合うことを確認した後、下に押した状態のままさらに左に回してキャップをはずす。

  3. 3

    専用のディスペンサーを用意し、押し子が完全に先端まで押し込まれていることを確認する。

  4. 4

    押し子に触れないようにディスペンサー本体を持ち、ディスペンサーの先端をアダプターにしっかりと差し込む。

  5. 5

    ディスペンサーを挿入したまま、瓶を静かにひっくり返す。
    ひっくり返す際、押し子が先端まで押し込まれた状態を保つ。

  6. 6

    押し子をゆっくりと引き、正しい用量のお薬を抜き取る。

    *内容成分が浮遊することがありますが安全性に問題はありません。

    正しい用量を量るポイント  8mlディスペンサーで6.6mlを量る場合の例 押し子の先端の青いリングの中央が目盛りにくるまで押し子をゆっくりと引く。
    正しい用量を量るポイント  8mlディスペンサーで6.6mlを量る場合の例 押し子の先端の青いリングの中央が目盛りにくるまで押し子をゆっくりと引く。
  7. 7

    ディスペンサーを挿入したまま瓶を立たせ、その後、ディスペンサー本体を持ってゆっくり引き抜く。
    その際、押し子が動かないよう注意する。

  8. 8

    ディスペンサーを口に入れ、先端を頬の裏側へ向け、押し子をゆっくりと押して全量を押し出す。
    *お薬はいちご風味です。

    ディスペンサーでお薬を量り取った後は、ただちに服用すること。 お薬をのどに直接流し込んだり、注入が速すぎたりすると、のどを詰まらせるおそれがあるので注意する。
    ディスペンサーでお薬を量り取った後は、ただちに服用すること。 お薬をのどに直接流し込んだり、注入が速すぎたりすると、のどを詰まらせるおそれがあるので注意する。

    お薬が口の中に残るのを防ぐため、服用後に水を飲む。

  9. 9

    キャップを右(時計回り)に回し、締める。

  10. 10

    使用したディスペンサーの押し子をはずし、流水でよく洗い、乾燥させる。

    *洗剤を使うと、押し子のゴムやディスペンサーの目盛りが薄くなるおそれがあります。

SMAの治療は継続することが大切です。毎日、正しく服用しましょう。

治療の記録には、「エブリスディ®による治療を受けられる方、および治療をサポートされる方へ」の治療ダイアリーをご活用ください。
治療ダイアリーをご希望の方は、エブリスディを処方された医療機関にお問合せください。

赤ちゃんにエブリスディドライシロップを服用させる時に使用するもの

専用のディスペンサーを使用します。
「赤ちゃんのエブリスディ服用をサポートされる方へ」をよくお読みいただき、正しく服用させてください。

  • お薬の瓶

  • 1mL  3mL

    専用のディスペンサー
    0.1mLごとの
    目盛りが付いています。

    ※服用量によって1mLまたは3mLのディスペンサーを医療機関でお薬と一緒にお渡しします。

  • お手持ちの哺乳瓶
    10~20mLの水を
    入れておきます。

  • リーフレット
    「赤ちゃんのエブリスディ服用を
    サポートされる方へ」

    ダウンロードはこちらPDFで開きます
注意

お薬は、粉末に精製水を加えて液剤にして、瓶にアダプターを装着した状態に調製してからお渡ししています。
万が一、粉末の場合や瓶にアダプターが装着されていない場合は、絶対に服用させず、お薬を受け取った医療機関にご連絡ください。

赤ちゃんへのエブリスディドライシロップ服用上、取扱い上の注意点

服用上の注意点
服用の方法
  • 医療機関で渡された専用のディスペンサーを使用して服用させてください。
  • お薬が口の中に残るのを防ぐため、服用後に哺乳瓶で水を飲ませてください。
  • 調合乳または母乳に混合しないでください。
服用時間
  • お薬は1日1回食後(授乳後)、できるだけ同じ時刻に服用させてください。
    予定時刻に服用させることができなかった場合は、服用予定時刻から6時間以内であれば、可能な限り速やかに服用させてください。翌日はいつもの予定時刻に服用させてください。
    服用予定時刻から6時間を超えた場合は、翌日の服用予定時刻に1回分の用量を服用させてください。
  • お薬を服用後に吐き出した場合は、追加で服用させず、翌日の服用予定時刻に1回分の用量を服用させてください。
服用させる量
  • 服用させる量は医師・薬剤師の指示に従い、ご自身の判断で変更しないでください。
  • 間違えた量を服用させた場合はただちに医師・薬剤師に相談してください。
取扱い上の注意点
保存方法
  • 冷蔵庫(2~8℃)に瓶を立てて保存してください。
  • 使用後は速やかに冷蔵庫に戻してください。やむを得ず冷蔵庫以外の場所で保存する場合は、40℃以下で保存し、その期間の合計5日(120時間)以内に使用してください。40℃を超える場所で保存した場合、または冷蔵庫以外の場所(40℃以下)での保存期間が合計5日(120時間)を超えた場合は使用しないでください。
  • 凍結を避けるため、冷凍庫の中や冷蔵庫の冷気の吹き出し口近くに置かないでください。凍結したお薬は服用させないでください。
  • 遮光保存のため、お薬を別の容器に移し替えないでください。
お薬や服用後のよだれなどが、体や服に付いた場合
  • 皮膚や粘膜に触れた場合は石けんと水で十分に洗い流し、眼に入った場合は水でよく洗浄してください。
  • お薬がこぼれた場合は水で湿らせたペーパータオルなどで拭き取ってください。
お薬が残った場合
  • 服用期限を過ぎたお薬は服用させないでください。服用期限は瓶のラベルに記載しています。
  • 各自治体のルールに従って廃棄してください。

赤ちゃんへのエブリスディドライシロップ服用の手順

  1. 1

    チャイルドレジスタンスキャップ(以下、キャップ)をした状態で瓶を5秒間よく振る。

  2. 2

    キャップを下に押しながら左(反時計回り)に回し、キャップ内部の凹凸がかみ合うことを確認した後、下に押した状態のままさらに左に回してキャップをはずす。

  3. 3

    専用のディスペンサーを用意し、押し子が完全に先端まで押し込まれていることを確認する。

  4. 4

    押し子に触れないようにディスペンサー本体を持ち、ディスペンサーの先端をアダプターにしっかりと差し込む。

  5. 5

    ディスペンサーを挿入したまま、お薬の瓶を静かにひっくり返す。
    ひっくり返す際、押し子が先端まで押し込まれた状態を保つ。

  6. 6

    押し子をゆっくりと引き、正しい用量のお薬を抜き取る。

    *内容成分が浮遊することがありますが安全性に問題はありません。

    正しい用量を量るポイント  8mlディスペンサーで6.6mlを量る場合の例 押し子の先端の青いリングの中央が目盛りにくるまで押し子をゆっくりと引く。
    正しい用量を量るポイント  8mlディスペンサーで6.6mlを量る場合の例 押し子の先端の青いリングの中央が目盛りにくるまで押し子をゆっくりと引く。
  7. 7

    ディスペンサーを挿入したまま瓶を立たせ、その後、ディスペンサー本体を持ってゆっくり引き抜く。
    その際、押し子が動かないよう注意する。

  8. 8

    赤ちゃんを抱いた状態でディスペンサーを口に入れ、先端を頬の裏側に向ける。

  9. 9

    押し子をゆっくりと押して、 少量(0.2~0.3mL)ずつうまく飲み込むかを確認しながら、全量を押し出す。

お薬が口の中に残るのを防ぐため、服用後に哺乳瓶で水(10~20mL)を飲ませる。

  • 10

    キャップを右(時計回り)に回し、締める。

  • 11

    使用したディスペンサーの押し子をはずし、流水でよく洗い、乾燥させる。

    *洗剤を使うと、押し子のゴムやディスペンサーの目盛りが薄くなるおそれがあります。

  • SMAの治療は継続することが大切です。毎日、正しく服用しましょう。

    治療の記録には、「エブリスディ®による治療を受けられる方、および治療をサポートされる方へ」の治療ダイアリーをご活用ください。
    治療ダイアリーをご希望の方は、エブリスディを処方された医療機関にお問合せください。

    エブリスディドライシロップに関するQ&A 
    ーこんなときはどうしよう?ー

    服用に関して
    Q お薬の瓶に液体ではなく、粉が入っていました。アダプターが付いていません。
    A

    服用してはいけません。ただちに、お薬を受け取った医療機関や薬剤師に連絡してください。

    Q ディスペンサーが壊れたので、スプーンやコップで服用してもいいですか?
    A

    必ず、専用のディスペンサーを使用して服用してください。
    お薬を受け取った医療機関や薬剤師に連絡してください。

    Q お薬を飲み忘れてしまいました。
    A

    服用予定時刻から6時間以内であれば、可能な限り速やかに服用してください。
    翌日はいつもの予定時刻に服用してください。
    服用予定時刻から6時間を超えた場合は、翌日の服用予定時刻に1回分の用量を服用してください。

    Q 間違った服用量を飲んでしまいました。
    A

    ただちに医師・薬剤師に相談してください。

    Q 体重の増減に合わせて、服用量を変更していいですか?
    A

    服用量はご自身の判断で変更せず、医師・薬剤師から指示された量を服用してください。

    Q 嚥下(えんげ)が難しい場合にはどのようにしたらいいですか?
    A

    お薬を口から服用することが困難な場合は、ドライシロップを経鼻または胃ろうチューブから投与すること(経管投与)が可能です。
    お薬を処方された医師に相談してください。

    Q ディスペンサーで正しい量を量れているか不安です。
    A

    患者さんが2歳以上かつ体重20kg以上であれば、嚥下機能に応じて、錠剤に切り替えることができます。
    お薬を処方された医師に相談してください。

    取扱いに関して
    Q お薬が顔や手、服に付いてしまいました。
    A

    顔や手に付いたお薬は、石けんと水で十分に洗い流してください。
    眼に入った場合は水でよく洗浄してください。
    服にこぼれたお薬は、水で湿らせたペーパータオルなどで拭き取ってください。

    Q 服用期限を過ぎましたが、お薬が残っています。
    A

    服用期限を過ぎたお薬は服用せず、各自治体のルールに従って廃棄してください。
    服用期限は瓶のラベルに記載されています。

    Q お薬を冷蔵庫に入れ忘れていました。
    A

    保存していた場所が40℃以下で、その期間が合計5日(120時間)以内であれば、速やかに冷蔵庫(2~8℃)に戻してください。
    合計5日(120時間)を超えた場合、または40℃を超える場所で保存した場合は使用しないでください。

    Q 外出先にお薬を持って行きたいです。
    A

    凍らせた保冷剤と一緒に、エブリスディ専用保冷バッグに入れて持ち運んでください。
    直射日光が当たる場所や高温(40℃超)になる場所は避け、瓶を立てた状態を保つようにしてください。

    持ち運びに関してはこちら

    Q 飛行機内にお薬を持ち込めますか?
    A

    各航空会社へご相談ください。必要に応じて、薬剤携行証明書をご利用ください。
    この証明書は「サポートツールダウンロード」ページよりご覧ください。

    サポートツールダウンロードはこちら

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    2025年5月改訂