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治療にあたりご注意いただくこと

患者さん向け医薬品・
医療機器情報

エブリスディをお使いになる方へ

エブリスディによる治療を受けられる方および
治療をサポートされる方に向けたコンテンツです

治療にあたりご注意いただくこと

発疹や皮膚の変色、風邪のような症状があらわれることがあります。
体に異変を感じた場合には、医師・薬剤師に相談してください。

注意すべき症状(副作用について)

服用後に以下のような副作用の症状があらわれることがあります。
副作用が疑われる症状や、体に何らかの異変を感じた場合には、医師・薬剤師に相談してください。

皮膚の症状

発疹や、赤くなるなどの皮膚の変色がみられることがあります。
日ごろから全身の皮膚の状態をチェックしておきましょう。

上気道感染(風邪)

発熱、せき、たん、鼻水、のどの痛み、息苦しさといった症状があらわれることがあります。
そのため、人の多い場所は避けるなど、感染予防を心がけましょう。

下痢(げり)

排便の回数が増え、軟便や水のような便となることがあります。
下痢の際は体の水分が失われるため、水分をとるようにしましょう。
また、消化の良いものをとるように心がけましょう。
下痢が1週間以上続くなど心配な場合には、医師・薬剤師にお申し出ください。

口腔内潰瘍(こうくうないかいよう)

口内炎でもみられるような症状(口の中の粘膜や舌の部分に白い膜や凹凸ができる、食事をするときに痛い、口の中に傷や腫れができるなど)があらわれることがあります。

その他の症状に関する注意

動物の試験で、服用後に目の網膜の症状が確認されています。なお、SMA患者さんを対象とした試験では、網膜への影響は確認されていません。
目に異変を感じた場合は、医師・薬剤師に相談してください。

妊娠に関して、性別にかかわらず注意が必要です。
動物の試験で胎児や母乳、精子への影響が確認されています。

妊娠および授乳に関する注意

エブリスディでの治療にあたり、妊娠に関して、性別にかかわらず注意が必要です。

妊娠する可能性のある女性の方へ

動物の試験で胎児や母乳への影響が確認されており、授乳によってお薬の成分が赤ちゃんの体に入ってしまう可能性があります。

  • 服用中および最終の服用から少なくとも1カ月間は、適切な避妊が必要です。
  • 妊娠中や妊娠している可能性のある女性、授乳中の女性は、医師にお知らせください。

パートナーが妊娠する可能性のある男性の方へ

動物の試験で精子の変化や数の減少といった影響が確認されています。

  • 服用中および最終の服用から少なくとも4カ月間は、バリア法(コンドーム)を用いた避妊が必要です。
  • パートナーが妊娠する可能性のある男性は、医師にお知らせください。
    妊娠を希望する場合は、服用を中止してから少なくとも4カ月間は、バリア法(コンドーム)を用いた避妊が必要です。

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2024年11月改訂