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こんなところに! おうちリハ ~ 筋肉と体の動き ~ スマートフォン・タブレットを操作する

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どうして体は動くの?

体を動かす筋肉を骨格筋と呼びます。骨格筋は腱(けん)という組織で骨とつながっていて、骨格筋が伸びたり縮んだりして骨が動くことで、体を動かしています。
SMA患者さんは筋力が弱くなってしまうので、体を動かしづらかったり、姿勢を保ちづらかったりします。また、少しずつまばらに筋力が弱くなるため、力の強い筋肉を使いすぎてしまい、動作や姿勢のバランスがくずれることがあります。

全身の筋肉の名称を表している図。クリックすると拡大。
筋肉の名前

筋肉について学ぼう!

一つの動作を行う・姿勢を保つために、どの筋肉がどのように使われるかご存じでしょうか?
たとえば、腕を曲げる動作では腕だけでなく背中の筋肉も使い、座位を保つときには体幹から首や脚までの筋肉を使います。
日常生活でよく行う動作で使われる筋肉について学び、筋力維持にお役立てください。

こんなところに! おうちリハ

スマートフォン・タブレットを操作する

動作時のポイント

指を動かす筋肉は筋力が保たれやすい部位です。積極的に動かして指の可動域を広げましょう。
ゲームアプリなどでは、楽しみながら指を動かすことができます。SNSや動画サイトの利用は、他者とのコミュニケーションにもつながります。

関連するおうちリハの目標

一人では難しい方

説明

機器を固定して、画面をタップする(軽くたたく)

ポイント

スマートフォンやタブレットを手で持ち続けることが難しい場合は、アームなどで固定しておくと便利です。画面に触れることが難しい場合には、指先で操作できる「(操作)スイッチ」があります。

スマートフォン・タブレットを操作する動作に関連する、一人では難しい方向けのおうちリハの目標の説明補足画像

一人でできる方

説明

機器を片手で持ち、反対の手で操作する

ポイント

操作するときの姿勢に注意しましょう。特にスマートフォンは画面が小さいため、顔を近づけて姿勢が悪くなることがあります。長時間の利用で姿勢がくずれてしまわないように、時間を決めて利用するのもよいでしょう。

みつけよう! わたしのおうちリハで目標を決める

よく使う筋肉のお話

ここでは、日常生活の動作で使われている主な筋肉について解説します。
使われている場面も紹介していますので、動作名を選択して、その動作を行うときのポイントも確認してみてください。

筋肉の名前をクリックし、解説をご覧ください。

筋肉の名前 上腕二頭筋 腹筋群 前腕屈筋群 大腿(だいたい)四頭筋 前脛(けい)骨筋 頸(けい)部回旋筋 頭頸(けい)部屈筋群 頭頸(けい)部伸筋群 股関節伸筋群 股関節屈筋群 僧帽筋 上腕三頭筋 広背筋 脊柱(せきちゅう)起立筋 前腕伸筋群 大臀(でん)筋 ハムストリングス 下腿(かたい)三頭筋 筋肉の名前 上腕二頭筋 腹筋群 前腕屈筋群 大腿(だいたい)四頭筋 前脛(けい)骨筋 頸(けい)部回旋筋 頭頸(けい)部屈筋群 股関節屈筋群 頸(けい)部回旋筋 頭頸(けい)部屈筋群 頭頸(けい)部伸筋群 股関節伸筋群 僧帽筋 上腕三頭筋 広背筋 脊柱(せきちゅう)起立筋 前腕伸筋群 大臀(でん)筋 ハムストリングス 下腿(かたい)三頭筋

| 監修 |

  • 獨協医科大学埼玉医療センター
    長谷川 三希子 先生、塚本 栞 先生、鵤 夢歩 先生(理学療法士)
    齋藤 潤孝 先生、本間 涼花 先生(作業療法士)
  • 医療法人稲生会 生涯医療クリニックさっぽろ
    川村 健太郎 先生(医師)、澤頭 荘子 先生(言語聴覚士)

2022年4月作成